危険なハーブティー「ペニーロイヤル」

防虫効果のあるペニーロイヤル

ミントに似ているハーブでペニーロイヤルというものをご存知でしょうか。ミントの仲間であり、とてもさわやかなペパーミントの香りがします。


この植物の高さですが、だいたい10センチから40センチくらいまで成長します。上には伸びず、つるのように、地面を横にはうように成長するのが特徴です。ペニーロイヤルの葉には、毛があり、季節になると桃色の花が咲き、とても可愛いです。


もちろん、これもハーブティーとして飲まれることもありますし、爽快な香りに人気があるハーブです。ですが、このペニーロイヤルというハーブは、他のハーブとちょっと違うのです。では、どこが他のハーブと違うのでしょうか。


ここで、ペニーロイヤルについて覚えて頂きたいことがあるので、ご説明いたします。ペニーロイヤルと言うハーブ、またはそれから抽出した精油は、その使用する量が問題なのです。間違えてこれを大量に摂取してしまった場合、危険なハーブと言われています。


では、ペニーロイヤルは人の体に、どのように危険なのでしょうか。このハーブは、昔からアリを撃退するためや、ノミを防ぐために使われる植物として活用されてきました。ペニーロイヤルを食器棚に入れたり、家の周囲に撒いたりすることで防虫効果がありました。
それは便利でしょうが、ちょっと考えてみて下さい。


虫にとって毒なのですから、人間にもあまり良くないと言うことになりますよね。昔から食用には適さないハーブと言われていることもあり、その摂取量には気をつけなければなりません。


ペニーロイヤルのハーブティーには注意事項が書かれていて「肝臓疾患の人、また妊娠中の人は多量に摂取しないで下さい」とあります。